スカタンク [編集]
No.435 タイプ:どく/あく 通常特性:あくしゅう(攻撃した相手を10%の確率で怯ませる) ゆうばく(接触技を受けてHPが0になると、相手の最大HP1/4分のダメージを与える) 隠れ特性:するどいめ(命中率を下げられない・相手の回避率上昇を無視して攻撃できる) 体重 :38.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
あく×どく複合の一角。弱点がじめんのみと耐性は優秀。
種族値は全体的に中途半端で、良くも悪くも特徴らしい特徴が無いのが逆に特徴。
今作では新たにハリーマンが登場。火力面では上回られている。
あく・どく双方において、唯一ほのお特殊技を習得する点を差別化要素にしていきたい。
特にどくとしてははがねに比較的強く出られるというのは貴重。
あくと補完させやすいフェアリータイプの技も習得でき、意外と器用。
特性考察 [編集]
- あくしゅう
- 発生率が低く自然に発動する場面は多くないが、同特性のうちでは最速で、能動的に発動を狙える唯一の特性。
リターンは大きいもののタイミングを選べるわけでもなく、戦略に組み込むことは難しいが
優秀な先制技であるふいうちやフェイント、ダブルバトルで相手2体に命中するバークアウトとは相性がいい。
- ゆうばく
- 倒しきれなかった相手をみちづれにしたり、タスキを削ったりできる。
非接触のじしんを撃たれやすいうえ、耐性も特殊寄りな点がネック。
しかし、弱点が少ないので等倍の高威力物理を誘いやすく、接触技の多い先制技に対する牽制にもなりうる。
受動的だが発動機会は決して少なくないため、3つの中では優先度は最も高い。
場にしめりけ持ちがいると不発に終わる。
- するどいめ
- 隠れ特性。回避率を無視できる効果が追加されたため採用価値も出てきた。
ただしちいさくなる対策としては必中どくどくやほえるも使えるため、他の特性より優先する具体的な理由には乏しい。
技考察 [編集]
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ふいうち | 悪 | 70(105) | 100 | 優先度+1 | タイプ一致技。読みが要るが高威力の先制技。 | |
かみくだく | 悪 | 80(120) | 100 | 防御↓20% | タイプ一致技。性能安定。 | |
じごくづき | 悪 | 80(120) | 100 | 音技封じ | タイプ一致技。音技の使用率の高いダブル向き。剣盾技レコード。 | |
どくづき | 毒 | 80(120) | 100 | 毒30% | タイプ一致技。性能安定。ダストシュートは覚えない。 | |
じゃれつく | 妖 | 90 | 90 | 攻撃↓10% | 対格闘・悪。悪技との相性補完に優れる。 | |
イカサマ | 悪 | 95(142) | 100 | - | タイプ一致技。攻撃無振りでも使える攻撃技。 耐性により地面技持ちの高火力物理アタッカーを呼びやすいので相性は良い。 | |
フェイント | 無 | 30 | 100 | 優先度+2 | タスキ潰しに。他の先制技より速い。 | |
だいばくはつ | 無 | 250 | 100 | 自分瀕死 | 大ダメージを与えつつ退場。 | |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
ヘドロばくだん | 毒 | 90(135) | 100 | 毒30% | 一致技。性能安定。どくどくとはやや相性が悪い。 | |
あくのはどう | 悪 | 80(120) | 100 | 怯み20% | 一致技。性能安定。怯みには期待できない。 | |
ゲップ | 毒 | 120(180) | 100 | - | タイプ一致技最高火力。オボンやシュカとあわせて。 | |
アシッドボム | 毒 | 40(60) | 100 | 特防↓↓100% | タイプ一致技。擬似的な火力補強に。とつげきチョッキとの相性も良い。 | |
バークアウト | 悪 | 55(82) | 95 | 特攻↓100% | タイプ一致技。追加効果が優秀。特殊アタッカー対策。 | |
だいもんじ | 炎 | 110 | 85 | 火傷10% | 対鋼。無補正無振りでH振りエアームドを高乱2。 | |
かえんほうしゃ | 炎 | 90 | 100 | 火傷10% | 命中不安を嫌うならこちら。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
どくどく | 毒 | 必中 | 耐久型対策。自身のタイプにより必中。 | |||
わるだくみ | 悪 | - | 特攻↑↑ 唯一の積み技。 | |||
いばる | 無 | 85 | 妨害技。イカサマ・みがわりとあわせて。USUM教え技。 | |||
ちょうはつ | 悪 | 100 | 補助技対策。ふいうちと相性が良い。 | |||
ほえる | 無 | - | 積み技対策。まもる・みがわり貫通かつ必中。 | |||
おきみやげ | 悪 | 100 | 起点作りに。 | |||
みがわり | 無 | - | 補助技対策。どくどく・いばるとあわせて。ふいうちと相性が良い。 |
型考察 [編集]
対特殊役割遂行型(物理型) [編集]
特性:あくしゅう/ゆうばく
性格:いじっぱり/ゆうかん/さみしがり
努力値:AD252
持ち物:とつげきチョッキ/くろいヘドロ
優先技:ふいうち/おいうち/かみくだく
攻撃技:どくづき/じゃれつく/フェイント/だいもんじ
補助技:ちょうはつ/どくどく/みがわり/だいばくはつ
物理ベースでゲンガー等の特殊エスパー・ゴーストに対して役割を持つ。
一致技半減以下、サブの格闘・フェアリー技も等倍。恵まれた耐性で特殊に弱点を突かれることは少ない。
- 耐久目安
- ギルガルド?はC特化でもA特化でもシャドーボール+せいなるつるぎを確定で耐える。ただしC特化ラスターカノンは高乱数2。
攻→守 技 確定数 無補正C振りゲンガー→無補正D振りスカタンク@ヘドロ シャドーボール 低乱5 マジカルシャイン 乱4(約70%) きあいだま 確3 メガゲンガー→スカタンク(同上) シャドーボール 超低乱4 マジカルシャイン 低乱3 きあいだま 低乱2
同じタイプのドラピオンより特殊耐久は優れる(ただ技の関係上優劣はつけがたい)。
- 火力目安
- おにびやみちづれをされると若干厳しいが最悪でも相打ちには持ち込める。
攻→守 技 確定数 A特化スカタンク→無振りメガゲンガー かみくだく 確1 ふいうち 中乱1
素早さ種族値84はクレセリア-1で激戦区。クレセリア抜き抜き程度に調整の余地あり。
カプ・レヒレ?も抜けるが、A特化どくづきではB特化カプ・レヒレを確2にできない。
対特殊役割遂行型(特殊型) [編集]
特性:あくしゅう/ゆうばく
性格:ひかえめ/れいせい/おっとり
努力値:CD252
持ち物:とつげきチョッキ/くろいヘドロ
優先技:バークアウトorあくのはどう/ふいうち
攻撃技:ヘドロばくだんorベノムショック/だいもんじ/シャドーボール/アシッドボム/フェイント
補助技:ちょうはつ/どくどく/みがわり/だいばくはつ
上記の耐特殊役割遂行型(物理型)を使用した際、火傷させられ役割の遂行に支障が出ることが多々あったため作成。
こちらもエスパー・ゴーストの特殊に繰り出して役割を持たせる。
物理型との比較
○おにびやいかく、ゴツゴツメットに強い。
○バークアウトやアシッドボムで火力・耐久を補える。
×素の特攻が低く、B<Dの傾向にある特殊エスパー・ゴーストを落としにくい。
- 火力目安
- アシッドボムがあれば回復技持ちも突破しやすくなる。どくどくと選択で。
- 耐久面
- 耐久値自体は上記物理型と変わらないが、バークアウトがあれば受けやすくなる。
対スカタンク [編集]
- 注意すべき点
- 毒・悪の複合タイプにより、弱点が地面のみ。一致技の等倍範囲も広い。
特殊技では弱点が突きにくいことや、毒・ミラーコート無効の耐性も相まって
並程度の火力の特殊アタッカーにとって辛い相手である。
かといって物理アタッカーで相手をするとイカサマで返り討ちにされる恐れもある。
散り際にもだいばくはつやおきみやげ、特性ゆうばくがあり、最後の最後まで仕事をされる危険がある。
- 対策方法
- 素の攻撃性能や技の威力は控えめなので、毒・悪・炎に耐性のある物理アタッカーで攻める。
じしんで弱点を突くのが最も有効。非接触技なのでゆうばくも発動しない。
確率が低いとはいえ、あくしゅう+ふいうち(フェイント)で怯まされる危険性があるのは留意しておくこと。