ドラピオン [編集]
No.452 タイプ:どく/あく 通常特性:カブトアーマー(攻撃を急所に受けない) スナイパー(攻撃が相手の急所に当たった際のダメージが2.25倍になる) 隠れ特性:するどいめ(命中率を下げられない・相手の回避率上昇を無視して攻撃できる) 体重 :61.5kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
弱点がじめんのみのどく×あく複合。新たにハリーマンが登場した。
種族値傾向がやたら似ているこの複合だが、その中では最速。
三色キバを伝授できることからサブウェポンが豊富で、戦闘システムの違いも合わせ独自の性能を獲得。
ただしこのタイプの例に漏れず一致技の威力が悪く、抜群範囲も狭い。
サブウェポンも威力が100以上のものはノーマルと命中不安なアイアンテールのみ。
火力が後一歩物足りず、絶対的なエースとしてよりもパーティーの補完として技構成を考えた方が使い勝手がよい。
どちらかというとキング・クイーンやトレーナーなどよりも、道中の戦闘に向いているポケモン。
特性考察 [編集]
- カブトアーマー
- 急所による不意の大ダメージを防げるが、受動的なうえそもそも急所に当たること自体が稀。
耐久を上げる積み技はつぼをつく程度なので、要塞化も難しい。
かたやぶりには貫通されるが、上述の通り急所の確率自体が低いのでそこまで考慮する必要はない。
- スナイパー
- 急所ランクが+3になると必ず急所に当たるため、急所ランクを+2にした状態で急所技を使用すれば常時2.25倍のダメージとなる。
ドラピオンはきあいだめを覚えないため、サンのみで代用するか、他のポケモンからきあいだめをバトンタッチで引き継ぐ必要がある。
スナイパーで確定急所戦術を扱えるポケモンは他にもいるが、同特性持ちのどれとも被らない優秀な耐性を持つため、差別化の必要性はない。
ただし、発動したところで素早さや技威力は乏しいため、突破力には限界があり、博打気味な部分は否めない。
- するどいめ
- 隠れ特性。回避率無視の効果により、ちいさくなる耐久型に強くなるが、
もともと毒タイプのタイプ特性によりどくどくを必中で撃てるため優先度は低い。
技考察 [編集]
攻撃技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
どくづき | 毒 | 80(120) | 100 | 毒30% | タイプ一致技。性能安定。 | |
クロスポイズン | 毒 | 70(105) | 100 | 急所ランク+1 毒10% | タイプ一致技。スナイパーとあわせて。 | |
はたきおとす | 悪 | 65(97)/ 97(145) | 100 | 道具排除 | タイプ一致技。追加効果が優秀。 | |
かみくだく | 悪 | 80(120) | 100 | 防御↓20% | タイプ一致技。性能安定。 | |
つじぎり | 悪 | 70(105) | 100 | 急所ランク+1 | タイプ一致技。スナイパーとあわせて。 | |
どろぼう | 悪 | 60(90) | 100 | 道具奪取 | タイプ一致技。相手の持ち物次第では有用。 | |
じしん | 地 | 100 | 100 | - | 対毒・岩・鋼。高威力・広範囲。 | |
いわなだれ | 岩 | 75 | 90 | 怯み30% | リザードンなどに。スカーフなら怯みを狙える。 | |
がんせきふうじ | 岩 | 60 | 95 | 素早↓100% | 追加効果が優秀。交代読みや、サポートに。 | |
かわらわり | 闘 | 75 | 100 | 壁破壊 | 対岩・悪・鋼。壁構築に強くなる。 | |
まとわりつく | 虫 | 20 | 100 | 拘束ダメ | どくどくやしめつけバンドとあわせて。第6世代技マシン。 | |
ほのおのキバ | 炎 | 65 | 95 | 火傷10% 怯み10% | ハッサムやルカリオなどに。 | |
こおりのキバ | 氷 | 65 | 95 | 凍り10% 怯み10% | ボーマンダやガブリアスに。 | |
とどめバリ | 虫 | 50 | 100 | 倒すとA↑↑↑ | 決まれば突破力大幅アップ。タイミングはシビア。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
つるぎのまい | 無 | - | 攻撃を強化。抜き性能の向上に。 | |||
ちょうはつ | 悪 | 100 | 補助技対策。耐久型に。 | |||
どくびし | 毒 | - | サポート用。ふきとばしとあわせて。 | |||
どくどく | 毒 | 必中 | 耐久型対策。自身のタイプにより必中。 | |||
ふきとばし | 無 | - | 積み技対策や、どくびしとあわせて。まもる・みがわり貫通かつ必中。 | |||
こうそくいどう | 超 | - | 素早さ強化。無補正無振りでも準速スカーフ100族抜き。 | |||
つぼをつく | 無 | - | ランダムでいずれかの能力を強化。ダブルでは相方にも使用可能。 | |||
まもる | 無 | - | どくどくやくろいヘドロのターン稼ぎに。 | |||
みがわり | 無 | - | 補助技対策や、交代読みで。 | |||
ねむる | 超 | - | 状態異常も含め全回復。カゴのみやねごととあわせて。 | |||
ねごと | 無 | - | 催眠技対策や、ねむるとあわせて。 |
型考察 [編集]
基本型 [編集]
特性:カブトアーマー/するどいめ
性格:ようき/いじっぱり/わんぱく/しんちょう
努力値:HAベースに耐久・素早さ調整
持ち物:とつげきチョッキ/くろいヘドロ/ラムのみ など
確定技:はたきおとす
攻撃技:どくづき/じしん/いわなだれ/がんせきふうじ
補助技:どくどく/ちょうはつ/つるぎのまい/どくびし
努力値配分自体はHAベースとしたが、役割遂行対象に合わせてある程度調整が必要。
エスパー、ゴースト、フェアリータイプ全体的には物理型より特殊型のポケモンが多いため
それら全般に対抗するならばD振りのほうがより役割を遂行しやすいと思われるが、
マリルリやミミッキュ?など物理主体のポケモンを仮想敵とするならばB振りの方がよいだろう。
また高めの素早さも無振りにしてしまうよりはキノガッサなどのメジャーなポケモンや仮想敵に合わせて調整したい。
カブトアーマーなら不意の急所で崩されないので行動回数を稼ぎやすく、耐久・素早さ調整が活きる。
どくびしやがんせきふうじで後続の起点を作る際の安定感も増す。
HD振りでまとわりつく+まもる+くろいヘドロでの耐久は仕事完遂率が高く先発として使いやすい。
ただしどくどくが無いと再生回復技持ちに勝てないのがネック。あっても毒タイプや鋼タイプは厳しい。
タイプ特性による必中どくどくと、するどいめによって回避率を無視して攻撃を当てられるため、ラッキー?に対して強い。
最速ラッキーよりも無振りドラピオンの方が速いので上からちょうはつ・はたきおとすで妨害できる。
まとわりつく+どくどくで逃さずに削り取ることも可能。
対ドラピオン [編集]
- 注意すべき点
- 毒無効、弱点が地面のみの優秀な耐性と、カブトアーマーによる安定した耐久性能を持つ。
こちらの耐久型にも滅法強く、一致はたきおとすや必中どくどく、高めの素早さからのちょうはつで妨害される。
一致技の等倍範囲が広く、スナイパー+Zつぼをつくで確定急所を狙うアタッカー型も。
- 対策方法
- 地面技を使うのが最も簡単な対策だが、その際は後続をちゃんと意識すること。
高威力の技を覚えないため火力は低く、ある程度耐久のある特殊アタッカーなら等倍技でも押し切れる。
はたきおとすの搭載率が非常に高いので、受け出すならメガストーンかZクリスタルを持ったポケモン推奨。