ダーテング [編集]
No.275 タイプ:くさ/あく 通常特性:ようりょくそ(晴れの時に素早さが2倍になる) はやおき(眠り状態から通常の半分のターンで回復する) 隠れ特性:わるいてぐせ(自分が道具を持っていない時、直接攻撃を受けた相手から道具を盗む) 体重 :59.6kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
両刀向けの種族値を持つくさ/あく複合タイプのポケモン。
安定した一致技に加え、サブウェポンや先制技などレパートリーも豊富。
ようりょくそや積み技で火力・素早さを上げられるため、攻撃性能は高い。
耐性面は互いに一切カバーしておらず、種族値的にも脆い。
一応はタイプ特性により粉技・やどりぎのタネ・いたずらごころ無効と、補助技には耐性がある。
火力面においても、両刀気味に配分されている分少々無駄が多く、どちらかに特化させればより強力なポケモンは山ほどいる。
晴れパに向いた特性や、くさ由来の豊富な補助技を活かしてサポートも兼ねた動きで差別化させたいところ。
BDSPでは、リーフストーム、はたきおとす、じごくづき、ねっぷう等の主力技が剥奪され、戦力不足が目立つ。
だいばくはつは引き続き習得するので、晴れパに組み込んで起動を担当したり、晴れが切れた後の中継役を担当させることになるか。
強化点としては、Pt/HGSS限定習得だったふいうちが基本技化した。
BDよりHがかなり高いため、すばやさをようりょくそに頼って252を耐久に振る場合、H252と振るよりH108残りBDと振り分けたほうが硬くなる。
特性考察 [編集]
- ようりょくそ
- 晴れ下で素早さ倍増。無補正4振りで最速130族・スカーフ70族抜き。
上からサポートを決めたり、あくのはどうやいわなだれで怯みを狙いやすくなる。
- はやおき
- 催眠技に強くなるが性能は中途半端。また、キノコのほうしやねむりごなはもともと無効。
ねむるを使うにしても、カゴのみとのコンボの方が有用。
- わるいてぐせ
- 隠れ特性。消費アイテムやなげつけるとあわせて。
発動しても自身に有用な道具を奪えるとは限らないため安定しない。
技考察 [編集]
型考察 [編集]
基本型 [編集]
特性:ようりょくそ/わるいてぐせ
性格:さみしがり/やんちゃ/おっとり/うっかりや/せっかち/むじゃき
努力値:ACS調整
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/たつじんのおび/Zクリスタル
確定技:リーフブレードorリーフストーム/はたきおとすorあくのはどう
物理技:けたぐり/いわなだれ/イカサマ/ねこだまし/だいばくはつ/(ふいうち)
特殊技:めざめるパワー(炎or地)/きあいだま/じんつうりき/こごえるかぜ/ぼうふう
補助技:せいちょう/にほんばれ/いばる/みがわり
基本的なアタッカー型。習得技は優秀だが、特性はいずれも活かしにくい。
ふいうちは通常レートで使用できず、わるいてぐせとの両立も不可能。
A特化けたぐりor無補正C振りきあいだまでH振りメガガルーラを確2。
無補正C振りぼうふうでH振りメガヘラクロスをぴったり確1、C特化ならH振りメガフシギバナを高乱2。
いずれも性能は安定しないが、威力・範囲ともに優秀なため採用の余地はある。
持ち物は行動回数を稼ぐタスキや、火力補強の珠・Zクリスタルなどが候補。
スカーフは最速でメガスピアーなど145族を抜けるが、撃ち分けができなくなる。
晴れ特殊アタッカー型 [編集]
特性:ようりょくそ
性格:ひかえめ/おくびょう/やんちゃ/おっとり
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/たつじんのおび/こだわりメガネ/クサZ
確定技:エナジーボールorソーラービームorリーフブレード
優先技:わるだくみ/あくのはどう
攻撃技:めざめるパワー(炎or地)/きあいだま/こごえるかぜ
補助技:にほんばれ/いばる
特性ようりょくそを生かした晴れパエース型。
他のようりょくそアタッカーとの差別化は一致悪技やきあいだま、こごえるかぜなど。
特にこごえるかぜは疑似めざめるパワーとして氷4倍ドラゴンへの遂行技として役立つ。
めざめるパワーは炎推奨、鋼への有効打になり晴れ補正込みでかえんほうしゃと同威力。
地面ならヒードランに有効だが悪技等倍できあいだまもあるため優先度は低め。
火力が不足気味なためできる限り積み技を採用したい。
晴れ始動役はコータスが優秀。ステルスロック、あくびなど起点作り技を多数覚え、あくびで眠った隙に積み技を使えればかなりの突破力になる。
おいかぜサポート型 [編集]
特性:ようりょくそ/はやおき/わるいてぐせ
性格:いじっぱり/さみしがり/やんちゃ/ようき/せっかち/むじゃき
努力値:S252 A252orAC調整
持ち物:きあいのタスキ
確定技:おいかぜ/だいばくはつ
優先技:ねこだまし
選択技:リーフストームorリーフブレード/はたきおとす
きあいのタスキを盾においかぜで後続をサポートする型。
相手を大幅に削りつつ、後続を安全に無償降臨させられるのが強み。
これらの並立は自身のみの特権。岩やゴーストもタイプ相性で牽制できる。
特性わるいてぐせはタスキとの相性が良い。相手の火力アップアイテムを奪って後続の負担を減らす、回復アイテムを奪って後続の通りを良くするなど。
弊害としてこだわりアイテム(特にまず抜けないスカーフ)を奪う→おいかぜで固定となった場合、素直に攻撃を読んで突っ張り・捨てor相手後続引きから起点化を読んでエースにバックといった読み合い発生の可能性があるため、それを嫌うなら他の特性を選択。
なお、接触技にしか発動しないため注意。
【ダブル】ようりょくそ型 [編集]
特性:ようりょくそ
性格:いじっぱりorひかえめorようきorおくびょう
努力値:AS252orCS252or耐久調整
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/たつじんのおび/Zクリスタル
優先技:おいかぜ/ねこだまし
一致物理技:リーフブレード/はたきおとすorじごくづき
一致特殊技:ソーラービームorリーフストームorエナジーボール/バークアウトorあくのはどう
選択技:いわなだれ/けたぐりorローキックorかわらわり/からげんき/シザークロス/つばめがえし/でんこうせっか/きあいだま/ぼうふう/じんつうりき/こごえるかぜ/めざめるパワー
ようりょくそアタッカーでありながらねこだましや追い風による補助も可能。
対ダーテング [編集]
- 注意すべき点
- 両刀可能な種族値と積み技、タスキ潰しのねこだましを持つため受けにくい。
ようりょくそ・おいかぜ等から先制だいばくはつを決められると危険。
- 対策方法
- 耐久は低く弱点も多いので、上から叩くのが手っ取り早い。先制技が有効。
また虫4倍のため、とんぼがえりがあればサイクルを壊しつつ有利に立ち回れる。