ミノマダム - ポケモン育成考察Wiki|Pokémon LEGENDS アルセウス

ミノマダム [編集]

No.413 タイプ:むし/くさ むし/じめん むし/はがね
体重(共通):6.5kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
ミノマダムHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値タイプ
くさきのミノ6059857910536424むし/くさ
すなちのミノ6079105598536むし/じめん
ゴミのミノ606995699536むし/はがね


進化の条件により3種類の姿を持ち、それぞれタイプ・種族値・覚える技が異なる。
いずれも合計値は424しかなく、HP・素早さが低いため何をやらせても厳しい。
すなちのミノのみ最終進化形唯一の虫/地面だが、他は同複合の存在も気がかり。

第七世代でむしのさざめき、ちょうのまいを習得。特殊虫型のメインウェポン&積み技となる。
またふいうちをレベル技で習得。特性ぼうじんでも先制技が使えるようになった。用途が多いため嬉しい追加である。
ゴミのミノのみ、基本技にメタルバーストが追加された。

ガーメイルにも共通して言えることだが、隠れ特性のミノムッチは第五世代のPDW限定なため、
今や入手が非常に困難になっているので育成の際は注意されたし。

※現状では容量に余裕があるため、一つのページで扱っています。



特性考察 [編集]

きけんよち
一撃技や弱点技の存在を知ることができるので耐久型には有用。
めざめるパワーにも反応し、特に弱点が炎しかないゴミのミノでは便利。
逆に弱点が多いくさきのミノは、発動しなかった相手に居座りやすくなる。
ぼうじん
隠れ特性。天候ダメージとキノコのほうし等の粉系の技を無効化する。
くさきのミノはもともと草タイプで粉技は無効なので恩恵は少ないが、天候ダメージを防げる利点はある。
相手がこちらの弱点技や一撃技を持っている場合、きけんよちが発動しない=ぼうじんであると見抜かれるので注意。

覚える技比較(主要なもの) [編集]

赤字は第四世代マシン技(ぼうじんと両立不可)。青字は教え技。

3ミノ共通くさきのミノすなちのミノゴミのミノ
物理技ふいうち
むしくい
がむしゃら
タネマシンガン
タネばくだん
じしん
じならし
じわれ
ロックブラスト
ジャイロボール
アイアンヘッド
ダストシュート
メタルバースト
特殊技むしのさざめき
シグナルビーム
サイコキネシス
シャドーボール
エレキネット
めざめるパワー
まとわりつく
リーフストーム
ソーラービーム
エナジーボール
くさむすび
ギガドレイン
だいちのちからラスターカノン
変化技スキルスワップ
どくどく
ねむる
ちょうのまい
せいちょう
こうごうせい
ステルスロックてっぺき
ステルスロック

くさきのミノ [編集]

草/虫HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
くさきのミノ6059857910536424きけんよち/ぼうじん
ハハコモリ?7510380708092500ようりょくそ/むしのしらせ/ぼうじん
パラセクト609580608030405ほうし/かんそうはだ/しめりけ

草・虫タイプは弱点が多く攻撃範囲は狭いという不遇なタイプ。
だが逆に弱点の多さを利用してタスキがむしゃらを成功させやすいという面もある。
また3種のミノの中では最も特殊面に優れるため、ちょうのまいを活かしやすい。

同複合のパラセクトはキノコのほうし、ハハコモリ?は高い素早さを持つ。
特殊耐久の高さや、ちょうのまい、ふいうち、がむしゃら辺りが差別点か。


型考察 [編集]

特殊耐久型 [編集]

性格:おだやか
努力値:HD252
持ち物:たべのこし
確定技:こうごうせい/ギガドレイン
攻撃技:むしのさざめき/めざめるパワー(炎)/サイコキネシス/むしのていこう/まとわりつく
補助技:どくどく/ゆうわく/かげぶんしん/いばる/まもる/スキルスワップ/ちょうのまい

基本的に特殊電気、耐久型の水、草に対して繰り出す。
草に対して出していきたいのならむしのさざめきが必要。

無補正無振りミロカロスのれいとうビームは低乱3。ギガドレインやたべのこしがあればそれ以下。
再生回復もあるので受けることはできるが、どくどくがないと受けるだけで終わってしまう。
無補正C振りスターミーのれいとうビームは確3だが、珠だと中乱2なため交代からの受けは厳しい。
ウォッシュロトムはめざ炎さえなければ安定して受けられる。きけんよちで見抜けるが、めざ氷の場合もある。

後続に対してどくどくやいばる程度しか負担がかけられないので注意。
流し際にちょうのまいを積むのも良いが、炎技持ちの相手が来たら退くしかない。
不意のめざ炎ぐらいなら一発は耐えるが、一発耐えてもどうしようも無い。

耐久力で勝るとはいえ、かんそうはだでの水受け+キノコのほうしを撃ち逃げできるパラセクトのほうが優秀と言わざるを得ない。

タスキがむしゃら型 [編集]

性格:ゆうかんorれいせい
努力値:AC252
持ち物:きあいのタスキ
確定技:がむしゃら/ふいうち
選択技:リーフストーム/サイコキネシス/シャドーボール/めざめるパワー(氷/炎)/どくどく
弱点の多さと遅さを逆利用し、きあいのタスキ発動からのがむしゃらを決めることに特化した型。
後攻がむしゃら→ふいうちで1体持っていくことを狙う。
努力値は、耐久と素早さに振る必要が全くないためAC特化になっている。

ふいうちの威力低下により、半端に削られると相手を倒すのが非常に困難となった。
またタスキを貫通してくる連続技使いには注意。

タスキアタッカー型 [編集]

性格:ひかえめorおっとり
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ
確定技:リーフストーム/がむしゃら
攻撃技:むしのさざめき/サイコキネシス/シャドーボール/めざめるパワー(氷/炎)/ふいうち
補助技:どくどく/ちょうのまい

C特化からの一致リーフストームを軸にしつつ、弱点の多さを逆に利用してタスキがむしゃらを狙う型。
素早さに振ることで、準速で実数値は88となり、無振り67族(ランターン)以下に先制することができる。
これ以下の素早さで草弱点のポケモンは結構多く、意表を付けるだけでなく役に立つことも多い。
1体倒した後でも、鈍足耐久ポケモンに対しがむしゃらができる可能性も。
耐久個体値をわざと低くすればドータクンのジャイロボール程度でタスキ発動まで持ち込むことも可能。

注意点として、素早さ無振りハッサムローブシン?などの自分より遅い先制技使いは上の型でないと対処できない。
ただし数はそこまで多くない。ゴローニャマリルリなら相性で押していけるが、前者はロックブラスト、後者は草食型に留意。


対くさきのミノ [編集]

注意すべき点
特殊耐久が高く、ギガドレインやこうごうせいで回復も可能。
一致リーフストームやちょうのまいにより高火力で攻めてくることも。
弱点を突いてもタスキで耐えられ、がむしゃら+ふいうちで返り討ちにあう。
対策方法
4倍弱点である炎、飛行タイプは草・虫半減なので後出しから押せる。鋼タイプも有効打ありなら可能。
めざ炎程度は耐久振りなら耐えられるし、そうでない場合はタスキ持ちなので一発は耐えられると思った方がよい。
ミノマダムすべてのミノにいえるが、後攻がむしゃら+ふいうちがあるので
余裕があるなら軽く体力を削ってから弱点技で一気に倒しにいくといい。

すなちのミノ [編集]

ポケモンHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
すなちのミノ6079105598536424きけんよち/ぼうじん

最終進化ポケモンの中で唯一の地面・虫タイプ。3種のミノの中で4倍弱点が無いのはこれのみ。
格闘・地面半減、岩等倍という優秀な組み合わせで、物理耐久の高さともマッチしている。
攻撃面でも虫半減の炎・毒・鋼に地面技、地面半減の草に虫技で弱点を突け、飛行にも岩技を撃てる。
じわれやステルスロックを覚えるのも強み。ただし物理虫技はむしくいのみ。


型考察 [編集]

アタッカー型 [編集]

性格:いじっぱり
努力値:H252 A252orBD調整 残り攻撃
持ち物:オッカのみ/ラムのみ/オボンのみ等
確定技:じしん
選択技:ふいうち/ロックブラスト/むしくい/じわれ/がむしゃら/まとわりつく/みがわり

むしくいはオボンのみ、ロックブラストはみがわりに強い。
格闘や地面に有利で、まとわりつくで拘束もできるが、こちらからの有効打も無い。

オッカのみを持つことで多くの耐久無振りの炎にタイマンで勝てるようになる。
じしんのきかない炎のほとんどはロックブラストが4倍で入る。
H振り@オッカで無補正C振りゴウカザル@珠のだいもんじを確定で、更に特防に12振ればC特化バクフーンのふんかを確定で耐える。
ただHに振られるとじしんが耐えられてしまうことが多い。

型サンプル
努力値:H252 A244 D12
持ち物:オッカのみ
技構成:じしん/ロックブラスト/じわれ/ふいうち

炎タイプは退かずに攻撃してくるので反撃で倒す事ができる。
ウインディはいかくを入れられてもフレアドライブの反動+じしんで倒せる。
HDがVなら、HPに252振ればC特化シャンデラ?のだいもんじも耐えるなど、使いやすい。

耐久じわれ型 [編集]

性格:わんぱく
努力値:HB252
持ち物:たべのこし/オボンのみ/カゴのみ/オッカのみ/せんせいのツメ
確定技:じわれ
攻撃技:じしん/ロックブラスト/ふいうち/むしくい/がむしゃら
補助技:スキルスワップ/ねむる/ねごと

高めの物理耐久と優秀な耐性を利用して、じわれの試行回数を稼ぐ型。
格闘や地面、また攻撃技が物理系の耐久ポケモンなどが狙い目。なお、体力回復方法はねむるしかない。
じわれのPPが少ないのでポイントアップは欲しい。また、みがわり持ちやプレッシャーに注意。

一度じわれを見せると飛行タイプ、ふゆう・がんじょう持ちを非常に誘うようになる。
飛行はもともと相性が悪いので退いた方が良いが(ロックブラストはあるが交換読みで撃つならこちらも交換すべき)、
ふゆうやがんじょうに対してはスキルスワップでじわれを入れることができるようになる。
ふゆうさえ消してしまえば相性のよいポケモンもそこそこいるので、スキルスワップを入れておいて損はない。
スキルスワップ+じわれはすなちのミノマダムだけの個性。

無振りじしんの火力は一致にもかかわらず無振りサンダースにも耐えられてしまう程度。
なければないで電気や炎にもじわれを撃つ羽目になるが、この程度の火力なので優先度は低め。
せいぜいみがわり対策といったところか。


対すなちのミノ [編集]

注意すべき点
一致じしんやじわれを持ち、決定力はミノマダム随一。相性補完のロックブラストやふいうちもある。
岩+格闘・地面の組み合わせに強く、防御が高いため、物理アタッカーは苦戦する。
対策方法
岩等倍以下の飛行やふゆう持ちなら後出しは充分可能。
弱点は多く、特殊耐久は並程度なので弱点技か一致特殊技で攻めよう。
3種のミノの中では最も攻撃が高いので、エスパー・ゴーストはふいうちに注意。

ゴミのミノ [編集]

虫/鋼HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ゴミのミノ606995699536424きけんよち/ぼうじん
ハッサム70130100558065500テクニシャン
シュバルゴ?701351056010520495むしのしらせ/シェルアーマー/ぼうじん
フォレトス7590140606040465がんじょう/ぼうじん
アイアント?581091124848109484むしのしらせ/はりきり/なまけ

特性きけんよちを最も効果的に活用できるミノ。
半減が多く弱点が少ない優秀なタイプだが、高性能のライバルが多く差別化が難しい。
特攻が同タイプの中で一番高く、むしのさざめきやラスターカノン、ちょうのまいを覚えるのでそちらをメインにした方がいいか。
とはいえ素の種族値が69しかないので、積まないと火力が出ない。

同複合でゴミのミノだけが覚える有用な技
メタルバースト、ふいうち、サイコキネシス、ちょうのまい

型考察 [編集]

特殊流し型 [編集]

性格:しんちょう/なまいき/おだやか
努力値:HD252
持ち物:オボンのみ/たべのこし/カゴのみ
確定技:ステルスロック
攻撃技:ふいうち/むしくい/ジャイロボール/ラスターカノン/むしのさざめき/がむしゃら/メタルバースト
選択技:どくどく/スキルスワップ/てっぺき/ねむる/ちょうのまい

優秀な耐性から相手を流しステルスロックを撒き、がむしゃらやどくどくをうって次につなぐ。
B特化でも悪くないが、フォレトスに勝っている特殊耐久を活かしたいところ。

ファイアロー?こそ減少したものの、リザードンウルガモス?などステルスロックが刺さる相手は多い。
役割破壊の炎技はきけんよちで回避できる。特殊相手でも発動した場合は退いた方が賢明。
D特化でも無補正C振りカプ・テテフ?@メガネのめざめるパワーは中乱数で落ちる。

みがわりに弱いので攻撃技は1つは入れた方がよい。
火力が足りずでみがわりすら壊せないこともあるが、それはご愛嬌。

特殊アタッカー型 [編集]

性格:ひかえめorれいせい
努力値:C252 H252orS調整 残りH
持ち物:こだわりメガネ/いのちのたま/たつじんのおび/たべのこし/オボンのみ など
攻撃技:むしのさざめき/ラスターカノン/めざめるパワー(炎など)/サイコキネシス/シャドーボール/がむしゃら
補助技:きんぞくおん/どくどく/ステルスロック/スキルスワップ/ちょうのまい

いわゆるメタ型。
流し型は有利な相手に出しても特にやることがないということもあるので、特攻に振って範囲を広げることに専念。
耐性を駆使しながらこちらに有効打のない相手をゴリ押しする。
主に炎技のなさそうな氷・草・エスパー・悪などに役割を持てる。サブウェポン次第ではゴーストや毒なども範囲内に。
素早さは壊滅的だが、無振りドサイドン等を想定して少し振るのも一応アリ。準速ちょうのまいで最速68族・準速80族と同速。
めざパは、相性補完と範囲を考えると炎がベスト。

炎タイプに弱いのは相変わらずで、一致技両方半減、更にめざパ以外に弱点を突ける技がないため余裕で後出しされる。
誘う炎に負担を掛けるためめざパ地面を持たせるというのも選択肢のひとつだが、別に交換読み交換でも対処はできる。
ただもらいび辺りと組ませるなら地面でもいい。
あとはゴウカザルバシャーモあたりに交換読みでサイコキネシスを当てられれば儲けもの。

同タイプと比べ、物理はジャイロボールを使ってもハッサムシュバルゴ?の劣化気味。
特攻は同タイプ中1位ではあるものの技の威力が乏しく、ちょうのまい等で補強しないと厳しい。
特殊受けで簡単に止まるのでただのフルアタは無謀。がむしゃらや補助技、若しくはPT単位での対策が必要。


対ゴミのミノ [編集]

注意すべき点
弱点が炎しかなく、役割破壊の炎技もきけんよちで見抜かれる。
耐久も高めで、半端な攻撃はメタルバーストで反撃される。
対策方法
決定力は低いので炎タイプや炎技持ちを後出しすれば対処できる。
特に一致炎は後出しをためらってステルスロックをまかれる方が辛いので行動機会を与えないようにしたい。
ただし炎/格闘はサイコキネシスに注意。一致ジャイロボールが等倍の高速ポケモンの後出しも少し厳しい。
有効打があるなら鋼タイプでも後出し可能。向こうからははきんぞくおんでもあてないと何もできない。

外部リンク [編集]