アルセウス - ポケモン対戦考察まとめWiki|LEGENDS アルセウス

アルセウス [編集]

No.493 タイプ:ノーマル
体重:320.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
種族値HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値
アルセウス120120120120120120720

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

第4世代出身の幻のポケモンにして、全ポケモン最大の合計種族値(720)を誇るポケモン。[1]
クレセリアクラスの耐久・フーディンらと同等の素早さを併せ持ち、攻撃性能も強力。
能力の弱点が全く無い全能の存在で、スタンダードなアタッカー型を始め、耐久型、サポートなど何をやらせても強い。
タイプを変えれば、むしタイプ最高の体力、はがねタイプ最速の地位も占めている。
中でもノーマルゴーストフェアリーなどのタイプが特に人気で強力。

レジェンズアルセウスのタイトルを飾るポケモン。
今作では特性が存在しないながら、過去作と同様にプレートでアルセウス自身のタイプが変化する。
更に今作では新たに専用アイテムの「レジェンドプレート」が登場。一言で説明するならば『相手のタイプ依存のへんげんじざい』。
「さばきのつぶて」のタイプと自身のタイプが、相手の弱点を突くタイプに変化する。
詳細は下記に記載。

また本作では、過去作のようにポケモンにもちものを持たせることはしない。
そのため、タイプ変更のプレートは持たせるのではなく、あらかじめプレートを使用する形式に変わっている。
これに伴い、ノーマルタイプに戻すための「まっさらプレート」も新たに登場している。

攻撃特攻が共に高いので物理特殊問わず強力に見えるが、今作では「しんそく」のわざが無く、
覚えられる物理わざも過去作から大幅に減っているため、今作では特殊わざ中心に覚えさせることが多い。

アルセウスの入手には、ストーリークリア後にポケモン図鑑をすべて完成させる必要があるため、かなり手間を要す。



プレート考察 [編集]

各プレートごとのメリット・デメリット一覧表

プレートメリットデメリット備考
まっさら
プレート
(無)
●全抜き性能に優れる
●弱点が1つ
×耐性が1つ
×弱点を突けない。
最もオーソドックスな型。
サブウェポンの候補も多い。
ゴースト無効
ひのたま
プレート
(炎)
●やけどにならない×弱点がメジャーな水と地面
×炎技の通りは悪い
×物理わざがない
しずく
プレート
(水)
●弱点が2つ×水技の通りは悪い
いかずち
プレート
(電)
●まひにならない
●弱点が1つ
×電気技の通りは悪い
×物理わざがない
みどりの
プレート
(草)
●地面・水を半減×草技の通りは悪い
×弱点が多い
×物理わざがない
もうどく
プレート
(毒)
●どくにならない×どくわざの通りは悪い
だいちの
プレート
(地)
●弱点を突きやすい
●でんじは無効
×対ドラゴンの氷技が一貫
×無効化されやすい
×物理わざが頼りない
貴重な地面特殊高速アタッカー。
つららの
プレート
(氷)
●氷技の通りがよい
×弱点が多くて耐性がなく、
 わざを受けるタイプとしては劣悪
×物理わざがない
たまむし
プレート
(虫)
×耐性があまりない
×弱点が多くメジャー
×エスパー以外は技の通りが悪い。
×タイプとしてのメリットに欠ける
むしタイプ最高のHP種族値
こぶしの
プレート
(闘)
●弱点が少ない
●弱点を突きやすい
×対ドラゴンのフェアリー技が一貫
×耐性があまりない
×物理わざが頼りない
耐久型ノーマルポケモンに強く出られる
あおぞら
プレート
(飛)
●じめんわざ無効×弱点がメジャー
×対ドラゴンのれいとうビームで一貫
×物理わざが頼りない
珍しい純粋なひこうタイプ
がんせき
プレート
(岩)
●岩技の通りがよい×弱点が多い
×弱点がメジャー
アルセウスミラー時、一致しんそくを半減
ふしぎの
プレート
(超)
●弱点のゴースト、悪技の威力が低い×耐性が少ない
×技の通りはそこまでよくない
もののけ
プレート
(霊)
●対Nアルセウス性能
●弱点のゴースト、悪技の威力が低い
×物理わざが頼りない格闘無効
ノーマル無効
物理でメイン技に採用したい
りゅうの
プレート
(竜)
●ドラゴン技の通りはよい
●炎水電草に耐性
×対ドラゴンの氷・フェアリーが一貫りゅうせいぐん、さばきのつぶてと豊富
こわもて
プレート
(悪)
●エスパー無効×耐性は少ない
×弱点がメジャー
×対ドラゴンのフェアリー技が一貫
×物理わざがない
こうてつ
プレート
(鋼)
●耐性が多く積みやすい
●どくにならない
×メジャーな炎・地・格闘が弱点
×メイン技が通りが悪い
わざが揃うのでアタッカー、
耐久型が双方ともに優秀
はがねタイプ最速のポケモンでもある
せいれい
プレート
(妖)
●数少ない高速フェアリー
●対ドラゴン性能
●弱点の鋼・毒技の所持率が低い
×耐性が少ない
×物理わざがない
格闘半減

伝説戦はドラゴンが多く、炎・水・電・草の技の通りが悪く、
対ドラゴンの氷技やフェアリー技が、地、飛行、草、格闘、悪タイプだと一貫されてしまう。

単純なアタッカーとして運用するのであれば、等倍範囲の広く火力もあって技の種類も多いノーマルが最安定となりがち。
タイプを変更するのであれば、明確な仮想敵を意識して運用したい。

レジェンドプレートの仕様について [編集]

必ず相手の弱点を突けるように「さばきのつぶて」のタイプと自身のタイプが変化する。
弱点が複数ある場合、以下の基準で選ばれる。

①弱点を突けるタイプが最優先。4倍弱点がある場合はそちらが必ず選ばれる。
②弱点を突けるタイプが複数ある場合、耐性を考慮したタイプが選ばれる。
 その優先順位は(無効)>(半減)>(等倍)。
③上記の選出基準で選ばれるタイプが2つ以上ある場合、そのなかからランダムで決定される。

※具体的な例
相手がガブリアス(ドラゴン・じめん)の場合、必ず4倍弱点のこおりが選ばれる。
相手がゴローニャ(いわ・じめん)の場合、必ず4倍弱点のくさが選ばれる。みずはじめんに耐性が無いため優先順位が下がり選ばれない。
相手がHウォーグル(エスパー・ひこう)の場合、あくが選ばれる。(あくがエスパー技を無効化するため最優先)
相手がバリヤード(エスパー・フェアリー)の場合、はがねが選ばれる。どくやゴーストでも弱点を突けるが、バリヤードの両タイプに対する耐性を考慮した結果はがねが選出。
相手がダークライ(単あく)の場合、かくとうかフェアリーの2択からランダムに選ばれる。他に抜群を突けるむしはあくに耐性が無いので選ばれない。
相手がレジギガス(単ノーマル)の場合、必ずかくとうが選ばれる。ゴーストになればノーマルに耐性が持てるが弱点を突けるかくとうが優先。

説明を読んだだけだと全18タイプのさまざまなタイプに変化しそうだが、
実はよく選ばれるタイプ、あまり選ばれないタイプ、絶対に選ばれないタイプは決まっている。
以下、変化するタイプについての考察。

タイプ頻度解説
対鋼に必ず選出。対氷・対虫に50%選出。草にも25%で選出。
4倍弱点を突きやすく耐性も優秀なためよく選ばれる。
対水・対地に必ず選出。その2タイプがメジャーなため、かなり頻繁に選出される。
対電・対毒に必ず選出。4倍弱点や約33%で対岩にも。抜群が5つのためよく選出される。
4倍ピンポイントで選出。2倍の場合は他タイプが優先。
対無で必ず選出。ほか、4倍弱点や対岩・対悪などで選出。
対炎・対飛で50%選出。飛/虫などの4倍弱点で選出。
対超・対霊で必ず選出。
対氷・対妖で50%選出。対岩に25%。
対複合の場合、耐性を考慮して優先されることが多いので選出機会自体は多い。
対竜で100%、対悪で50%、対闘で約33%選出。有利不利がハッキリしたタイプのためよく選出される。
対炎で50%選出。弱点と耐性が噛み合っていないため、あまり選ばれない。
対飛で50%選出。単飛はトルネロスのみで、よくいる無/飛には岩が優先されるため、あまり選ばれない。
対妖に50%、対草に25%選出。毒自体が半減されることが多いため選ばれることは少ない。
対草に25%選出。虫自体が半減されることが多いのでほぼ選出されない。
対虫で50%選出。その他、対格闘や対草、4倍などで選出される。他と被り気味のためあまり選ばれない。
対闘で約33%選出。他4倍にも。あまり選ばれない。
エルレイド(超/闘)で必ず選出。対超・対霊に対する耐性は悪に劣るので、それ以外のポケモンでは絶対に選ばれない。
×未使用時のタイプ。弱点を突けないため絶対に選ばれない。
変化後でも交代すればこのタイプに戻すことは可能。
×抜群が対竜1つだけ。ドラゴンタイプに繰り出すと耐性が優秀なフェアリーになる。
更に今作ではドラゴンが弱点尚且つフェアリーが弱点でないポケモンは存在しないので、絶対に選ばれない。

上の表に述べた通り、抜群を突きやすいタイプはその代償に防御面はおろそかであることが多いので、有効な役割破壊を受けやすい欠点もある。
攻撃面では非の打ちどころのない性能だが、守備面ではむしろ他プレート型より弱くなってしまうというのが実情である。


技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
さばきのつぶて100(150)100-一致技。性能安定。使用したプレートでタイプが変わる。
はかいこうせん120(180)90-一致技。特殊最高火力。
かえんほうしゃ80100火傷??%炎技。対鋼等の補完に。
マジカルフレイム70100-威力は火炎放射に劣るが追加効果が優秀。耐久型向け。
れいとうビーム80100しもやけ??%ガブリアスシェイミ、四神に。
こごえるかぜ6095行動順↓同上。威力は低いが行動順調整に利用できる。
10まんボルト80100麻痺??%
エナジーボール80100守り↓??%唯一のくさタイプのわざ。
だいちのちから80100守り↓??%ディアルガヒードランに。
りゅうせいぐん11090自:攻め↓対竜。反動が痛い。
あくのはどう80--必中。ギラティナクレセリアに。
バークアウト60100攻め↓
マジカルシャイン75100-唯一のフェアリータイプのわざ。対竜・ダークライ
てっていこうせん12095HP1/2消費退場技として。
ラスターカノン80100守り↓20%安定したはがねタイプ特殊わざを求めるなら。
物理技タイプ威力命中効果解説
ギガインパクト120(180)90-一致技。物理最高火力。
でんこうせっか40(60)100行動順↑先制技。行動順の調整に。今作ではしんそくは覚えられない。
いわくだき40100守り↓50%威力が足りないが唯一のかくとうタイプのわざ。
ハピナスに対策したいなら習得もあり得なくはない。
つばめがえし60--威力が低いが唯一のひこうタイプのわざ。必中。
どくづき80100毒30%唯一のどくタイプ物理わざ。
じならし60100行動順↓威力が低いが唯一のじめんタイプ物理わざ。行動順調整にも。
ストーンエッジ10080急所率+1いわタイプ物理わざ。パワージェムは覚えられない。
いわなだれ7590行動順↓↑と選択。
シザークロス80100急所↑唯一のむしタイプのわざ。
シャドークロー70100急所↑威力が低いが唯一のゴーストタイプ物理わざ。
アイアンテール10075守り↓20%はがねタイプ物理わざ。
アイアンヘッド80100行動順↓↑と選択。安定性を求めるなら。
アクアテール8590-唯一のみずタイプ物理わざ。
しねんのずつき8090行動順↓唯一のエスパータイプ物理わざ。
げきりん9085熱中唯一のドラゴンタイプ物理わざ。
変化技タイプ命中備考
めいそう--攻め↑守り↑
じこさいせい--基本的な回復技。
ねむる--HP全回復。隙ができる。

型考察 [編集]

特殊ベース [編集]

レジェンドプレート型 [編集]

性格:おくびょう/ひかえめ
確定技:さばきのつぶて
選択技:でんこうせっか/れいとうビーム/エナジーボール/ストーンエッジ/めいそう/じこさいせい

レジェンドプレートの圧倒的な一貫性で攻める。
攻撃性能は圧倒的だが、弱点の多い単タイプに変化することもよくあるので、役割破壊や死に出しからの反撃に弱い。
早業などでケアしたいところだが、さばきのつぶてのPP不足に悩まされる。
くさ・いわ・こおりなど弱点の多いタイプには変化せず、一般的な技に頼るのもあり。

ノーマル型 [編集]

性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:特攻252 素早さ252 をベースに調整
持ち物:いのちのたま/シルクのスカーフ/こだわりメガネ/ラムのみ/ヨプのみ
確定技:さばきのつぶてorハイパーボイス
優先技:めいそう/じこさいせい/ねむる/シャドーボール/きあいだま/どくどく/みがわり
選択技:だいもんじ/10まんボルト/れいとうビーム/あくのはどう/サイコショック/マジックコート/おにび

剣舞神速型の知名度を逆手に取った特殊型。
技範囲は言うまでもなく広く、持ち物のカスタマイズ性が上がった。
またハイパーボイスをタイプ一致で使えるようになったため、相手のみがわり持ちポケモンにも強く出られる。

基本的には他のプレート特殊型とやることは変わらないが、持ち物が自由になったことによる立ち回りの変化を感じやすい。
素の種族値の強さも含めて、パーティでやらせたいことを主眼にしつつアレンジしよう。

フェアリー型 [編集]

性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:特攻252 素早さ252 をベースに調整
持ち物:せいれいプレート
確定技:さばきのつぶて
選択技:だいちのちから/しんそく/きあいだま/かみなり/だいもんじ/エナジーボール/シャドーボールorあくのはどう/サイコショック/ストーンエッジorげんしのちから/みがわり/めいそう/おにび/じこさいせい/どくどく

伝説に多いドラゴンを相手にする型。
フェアリー技を半減する相手には大地の力が刺さりやすいが、伝説相手だとフェアリー半減以下で地抜群はジラーチ程度しかおらず、そこまで有用とは言い切れない。
ただ、フェアリー+地面の範囲自体はかなり広いため、フェアリーと地面に耐性を持つホウオウの対策にストーンエッジなどを搭載する余裕はある。

メインのフェアリー技にしろ基本的に技の威力は控えめなので、ドラゴン技読みで降臨して相手を流しつつ後続に圧力をかけていくスタイルになる。
また、素の耐久が高く禁止級伝説戦では高威力の鋼や毒技が少ないため弱点をつかれることはほとんどない。

ゴースト型 [編集]

性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:特攻252 素早さ252
持ち物:もののけプレート
確定技:さばきのつぶて
優先技:きあいだま
選択技:しんそく/かみなり/だいもんじ/れいとうビーム/エナジーボール/サイコショック/ストーンエッジorげんしのちから/だいちのちから/みがわり/おにび/めいそう/じこさいせい

猛威を振るうノーマルアルセウスのメタを意識した型。
なので役割的にも補完的にも格闘技はほぼ必須。

ゴースト最高火力となるさばきのつぶてと、補完の格闘技として高威力のきあいだまを採用でき、物理ゴーストの弱みであるメイン技の火力不足を解消できる。

ただし、つるぎのまいを搭載しないので、つるぎのまい+しんそくの抜き性能は物理ゴーストの方が上。
つるぎのまいからのかわらわりや、シャドークローの底上げ火力アップもできない点に注意。
逆に言えば、サイクル戦に向いていると言えるか。

基本的に攻撃技はさばきのつぶて+きあいだまで事足りており、残りの2枠は環境やパーティとの兼ね合いで自由に決められる。
状態異常への弱さを軽減できるみがわりなども、この型では容易に入ってくる。

でんき型 [編集]

性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:特攻252 素早さ252or耐久調整
持ち物:いかずちプレート
確定技:さばきのつぶてorかみなり
優先技:だいちのちから/めいそう
選択技:しんそく/まもる/れいとうビームorあくうせつだん/かえんほうしゃ/きあいだま/ヘドロばくだん/みがわり/どくどく/くさむすび

他の電気タイプを超越する攻撃範囲で攻める型。
ダブルバトルでなくてもかみなりを気軽に使えるのは大きい。
ただ伝説戦はドラゴンが多く、メインのでんき技の通りは悪い。

弱点が1つしかない上、スカーフを所持しない限り上から叩けるポケモンはほとんどいない。
マヒも無効な上、おにびも特殊型ならさほど痛くなく、状態異常もそこまで気にする必要はない。

伝説ポケモンで一致弱点をつけるのはグラードンのみ。
いずれもサブウェポンで弱点をつける上、どちらもスカーフがなければアルセウスより遅い。

物理ベース [編集]

ゴースト型 [編集]

性格:いじっぱり/ようき
努力値:攻撃252 HPor素早さ252
持ち物:もののけプレート
確定技:シャドーダイブorシャドークロー
優先技:しんそく/かわらわり
選択技:じしん/ドラゴンクロー/つるぎのまい/じこさいせい/みがわり/おにび

猛威を振るうノーマルアルセウスのメタを意識した型。ダブルのバトルレジェンドではねこだましを受けない利点も大きい。
物理の方がカイオーガ等への通りがよく、ゴースト技の一貫性が上がった事でシャドーダイブの使い勝手も向上した。

耐久に振らなくても十分すぎるくらい硬い上に弱点となるゴースト、悪の技の威力が低いので、味方に場を整えてもらわなくても無理やり積めるのが大きな強み。
しかしシャドークローをメインに据える場合、こちらからの技の威力も低いため通常のアルセウスに比べて突破力は落ちる。

じめん型 [編集]

性格:いじっぱり/ようき/おくびょう/ひかえめ
努力値:攻撃252または特攻252 素早さ252or耐久調整
持ち物:だいちのプレート
確定技:じしん
優先技:ドラゴンクロー/あくうせつだん
選択技:しんそく/まもる/つるぎのまい/シャドーダイブorシャドークロー/じこさいせい/みがわり/めいそう/ストーンエッジ/アイアンヘッド/ヘドロばくだん/オーバーヒート

伝説戦で通りやすいじめんタイプをタイプ一致で使える型。
耐性は少ないが、多くの伝説ポケモンに抜群で通しやすいため、一度積むと止まりにくくなる。
格闘相手にも強気に出られるのも大きい。でんじはも無効。

はがね型 [編集]

性格:いじっぱり/ようき
努力値:攻撃252素早さ252or耐久調整or火力調整
持ち物:こうてつプレート
確定技:アイアンヘッドorアイアンテール
優先技:じしん/ストーンエッジ/つるぎのまい/たきのぼり(ダブルバトル時)/まもる(ダブルバトル時)
選択技:たねマシンガン/しんそく/シャドーダイブorシャドークロー/じこさいせい/みがわり/トリックルーム/げきりん/ドラゴンクロー

耐性が非常に多く、Sの高さを武器に上から叩くことができる。
鋼物理のアタッカーは他にメタグロスルカリオなどがいるが、双方よりSが高いことや技範囲の広さなどでカバーできるため、差別化には困らない。

耐久ベース [編集]

性格:おくびょう/ずぶとい/おだやか
努力値:HSベースorHBベースorHDベース
持ち物:カゴのみ
確定技:じこさいせいorねむる
優先技:てっぺき/めいそう/コスモパワー/さばきのつぶて/どくどく/おにび
選択技:みがわり/しんぴのまもり/リフレクター/ひかりのかべ/かえんほうしゃ/10まんボルト/れいとうビーム/くさむすび/だいちのちから/ほえる/ねごと

クレセリアと同等クラスの耐久力と、C120という破格の種族値を生かす耐久型。

伝説ポケモンは積み技を有しない個体が多く、ほろびのうたが採用されることもまずないので大体は安心して積める。
一応もののけプレートを採用すればかげふみ+ほろびのうたからも逃げることができる。
さばきのつぶてにより一致技の威力にも恵まれており、めいそうによりさらなる耐久と火力アップも見込める。

メリット
単ノーマルという恵まれたタイプで耐久運用することができる。
弱点をつかれにくく、安全に積むことができる。どくどくもねむるをもたせれば気にならない。
デメリット
2回目以降は素眠りになり、技スペースの圧迫や、積み技持ちの起点となる。
抵抗はないので、半減で受けることはできない。メイン技のみだと無効タイプがある。はたきおとすにも注意。

どく・はがね型 [編集]

性格:いじっぱり/ようき/おくびょう/ひかえめ
努力値:H252orA252orC252 素早さ252or耐久調整
持ち物:こうてつプレート
確定技:アイアンヘッドorさばきのつぶて
優先技:めいそうorコスモパワー
選択技:じしん/まもる/シャドーダイブorシャドークロー/じこさいせい/みがわり/しんそく/ほえる/コスモパワー/つるぎのまい/めいそう/でんじは/だいもんじ/れいとうビーム/10まんボルト/だいちのちから/かみなり/だいもんじ/れいとうビーム/エナジーボール/サイコショック/だいちのちから/しんそく/みがわり/おにび/どくどく/じこさいせい

伝説ポケモン唯一の単はがねタイプとして運用する型。どくどくも無効。
耐性に優れる一方、はがねタイプにありがちな攻撃範囲の狭さを完全にカバーできる。
ドラゴン無効耐性を持つフェアリー型と比べると、対ドラゴン性能は劣る。
一応でんじはを覚えるため、まひるみもできるが、サブウェポンまで考えるとジラーチの劣化になりかねないので注意。

鋼タイプと同様、伝説戦でも増えてきたフェアリータイプに対抗。
フェアリー技は特殊系が多いので先に積み技を行えるHSベースかHDベースがおすすめ。

メリット
単どくタイプ・単はがねタイプという半減に恵まれたタイプで耐久運用することができる。
抵抗が多いため、起点を作りやすい。メイン技のみでも全タイプに通るため、技スペースにーつ余裕ができる。どくどくが通らない。
アルセウス対策として出てきた格闘タイプの一部を逆に起点にできる。伝説戦でメイン技が攻撃面で半減されにくい。
どくどくが必中になり、特にしんかのきせき持ち耐久ポケモンとの泥沼合戦を避けやすくなる。
デメリット
じめん、ほのおという伝説戦でもメジャーなタイプが弱点。一般戦ではあまり見ない高火力エスパータイプも苦しい。
メジャーなドラゴンは半減できるが、それ以外の一致は基本的に半減できない。一致格闘技の脅威は変わらないまま。

相性考察 [編集]

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対アルセウス [編集]

注意すべき点
※裏ボス戦のアルセウスについての記述です。アクション面は他の攻略サイトをご覧ください。
すべての種族値が120という圧倒的な種族値を誇る。
レジェンドプレートにより必ず弱点を突いてくるため、4倍弱点持ちのポケモンや低耐久のポケモンは何もできずにやられてしまうことも。
めいそうによる強化や更にはじこさいせいも備えており、最終ボスに恥じないとてつもない強さを誇る。
対策方法
弱点を突かれるのは避けられないが、4倍弱点を突かれないポケモンは参戦させないようにしたい。
弱点は次々と変化するため、死に出しから隙を突いて弱点を入れるのが有効。しもやけやまひ、ねむりなどの状態異常も狙いたい。
さばきのつぶてのPPは5なので、ハピナスクレセリアで数値受けしながら回復技を連打してPPを枯らすのも良い。
他の攻撃技はじんつうりきだけなのでダークライ等のあくタイプで完封できる。


[1] 特性込みでの実質的な種族値、及び過去作のメガシンカ等の後天的なフォルムチェンジは除くものとする。